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2006-08-29 Tue 02:55
2006年現在の達郎最新作。既発シングルやタイアップ曲がやたらと多いので寄せ集め的な作品かと思っていたが、書き下ろしのの曲がどれも凄いので良い意味で期待を裏切られた。 一曲目の"Midas Touch"はいつもながらのソウルフルな達郎の世界。打ち込みだが、楽器数の少なくシンプルで達郎のギターカッティングが際立つので気にならない。ライブアルバム等でお気づきの方も多いだろうが、彼のカッティングは絶品なのだ。 "忘れないで"は達郎なりの歌謡曲。若干竹内まりやっぽい。まりや作詞だし。 "Secret Lover"はボサノヴァ調。「いつかは滅びるヴァンパイア」という歌詞が全く最高だ。 圧巻は"Lightning Boy"。打ち込みが多い中、これはいつものメンバーでのダイナミックなバンド録音。大変テクい構成で楽器を演奏するものにとっては聴き応えがある。Aメロは5拍子。サビは5拍子と8拍子の繰り返し。しかもメロディーは三つ割。秀逸過ぎる。 しかし、この曲が凄いところはこれ程複雑なリズムにも関わらず、全く不自然に感じずさらっと聴き流すことも出来るところだ。 これは歌メロ、リフがキャッチーで耳に残るという点と、バンドの演奏が余りにハイレベルなので不自然に感じさせないという点があると思う。どちらにせよこのアルバムのハイライトだと思う。 勿論、既発シングル等も名曲揃いでクオリティーは折り紙付き。 "It's A Poppon Time"の頃の様な達郎とは違う、現在なりの達郎が楽しめた。打ち込み導入に関しては、私にとっては曲さえよければどちらでもいい。勿論バンドに越したことは無いし、聴く回数が多いのはやはりバンド録音の曲だが、打ち込み曲もサウンドはとても聴きよく心地よいし、何よりも楽曲が素晴らしいので大満足のアルバムだった。 |
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